次女から部活動でのいじめの話を聞いた。


1年生の子が一人かわいそうにいじめにあっているのだと。


理由はわからないと。


何も悪いことはしていない。


でも1年も2年も仲間はずれにする。


その子が大切にしているものを


取り上げて台無しにする。


飲ませてあげると言って


顔に水筒の水をかける。


技術的にあまりうまくないから


最後まで吊るし上げられ


どんなに頑張っても非難される。


何の意図があってそんなことをするのか


全く理解できない。


そこであなたはどうしているの?と次女に尋ねた。


”全く普通にはなしたり接したりしてる。あと

 今良く頑張ったねーって励ましてるよ。

 他の子は「なんで話しかけるわけ?!」みたいな

 怖い顔して私のこと見てるけど無視。

 小学校の時同じクラブだったっていうこともあるけど

 何も悪くないから仲間はずれにする理由もないし。

 私がそうしてるからか、最近もう一人私と同じように

 声かける子も出てきたんだよ!!”


最後の言葉を聞き終わるまでに


私はポロポロ涙をこぼしてしまった。


よかった。次女が優しい子で。


次女も小学校の頃、


いじめこそあわなかったが


友達関係のことで相当悩んだ経験を持つ。


何度も涙を流したことを


私は知っている。


涙を流すたび、


"ママ、私はどうしたらいいの?”


そう聞かれるたびにこう答えた。


”愛に基づいた行動をとりなさい。

 そうすれば絶対に人として道を踏み外すことはないから

 憎しみや私欲で動いても幸せにはならない”


今思えば、小学校5,6年生の子に言う


アドバイスじゃないなあ。


でもその私の言葉は


その私の想いは


確実に伝わっていた。


本当にうれしい。


また自分がした辛い想いが、


この子を優しくしているんだなあと


たくましさすら覚えた。


あなたの優しさに感謝します。